消化器の検査
胃内視鏡(胃カメラ)
(所要時間:前準備も合わせて20~30分くらいかかります)
(予約が必要です)
- 胃の内視鏡(胃カメラ)を飲んで、胃を調べる検査です。
- 胃・十二指腸かいよう、胃ポリープ、胃ガンなどの病気を見つけます。
- どんな人が検査したほうがいいの?
胃が痛い人、胃潰瘍の人、十二指腸潰瘍の人 - 検査を受ける患者さんへ
検査前日:夕食は普通にとられて結構です。夜9時以降は飲んだり食べたりしないようにしてください。飲酒も控えてください。
検査当日:朝食は食べずにおいでください。少量の水だけなら飲むことができます。色のついたお茶やジュースなどはお避けください。 - 検査は予約なしでもできますが、お時間がかかる場合がございます。
なるべく予約の電話を入れてください。
当クリニックでは、内視鏡検査での感染症を予防するために、検査をするたびに一例一例内視鏡洗浄消毒器を使って洗浄消毒をしております。
安心して検査をお受けいただけます。
なお、洗浄・消毒には20分ほどかかります。次の検査との間にしばらくお待ちいただくことがありますが、ご了承をお願い致します。
経鼻内視鏡(胃カメラ)
(所要時間:前準備も合わせて20~30分くらいかかります)
(予約が必要です)
H19年4月より、経鼻内視鏡(鼻から入れる胃カメラ)を導入しました。
エンピツよりも細いです。
エンピツよりも細いです。
経鼻内視鏡は、通常の内視鏡に比べて、次のような特徴があります。
- (1)体への負担が少ない
- 従来の内視鏡の太さが9.8mmであるのに対し、経鼻内視鏡は約5mm。
体への負担が大幅に軽減されました。
- (2)吐き気がおきにくく、苦痛が少ない
- 鼻から挿入された内視鏡は、舌の根元に触れずに通過するので、
ほとんど嘔吐反射(喉に指を入れるとゲ~ッとなる反射)が起きません。
- (3)検査中に会話が可能
- 検査中も会話ができるので、自由に医師と話ができます。
モニターに映し出される自分の胃の映像を見ながら、医師に質問したりすることもできます。
- (4)その他
- 検査前のブスコパンの注射は、原則、必要ありません。
※症例によっては、注射が必要になる場合があります。
苦痛が少ないために、鎮静剤などの全身麻酔も、必要ありません。
●以前、口からの内視鏡で吐き気が強くて、大変だった方は、
一度経鼻内視鏡を試してみてはいかがでしょうか。
(経鼻内視鏡検査は吐き気が起きにくく、もう二度とやりたくないと考えていた方の90%以上が、 「鼻からならまた受けてもいい」と回答しています)
- 注意事項
- 下記の方は、経鼻内視鏡が受けられない可能性があります。
医師にご相談ください。
鼻閉の強い方、鼻の穴が極端に細い方、鼻の手術を受けた方、鼻出血の多い方、
検査後に、鼻血が出ることがあります。通常10分程度鼻を圧迫することで止血できます。
胃ピロリ菌検査(尿素呼気法)
(所要時間:20分 予約が必要です)
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因となるピロリ菌がいないか、調べます。
- 検査はお薬を飲んで、横になり、息を袋に採取するだけの簡単なものです。注射も採血も行いませんので、痛みもありません。
- 前日の夜9時以降、飲んだり食べたりしないで検査を行います。