新型コロナウイルスについて
2020年4月10日
新型コロナウイルスについて
私は、2011年3月の震災のことを決して忘れません。あの時、全国の警察官、自衛隊の方々、物流の人たち、鉄道会社の人たちなど、多くの人々が被災地のために必死に働いてくれました。全国から自治体の応援職員の方が集まってくれました。そして、全国のボランティアの方々が、私たちを助けるために集まってくれました。世界中から温かい支援やメッセージをもらいました。
今、世界は新型コロナウイルスの流行に翻弄されています。警察の人たちも自衛隊の人たちも一般の多くの人々も、このウイルスの脅威にどのように対処して良いか戸惑っています。
今こそ、私たちが先頭に立ってウイルスに立ち向う時です。私たちは、人々が以前のような暮らしを取り戻せるよう、全力を尽くします。
人々が、桜の木の下で談笑したり、ライブを楽しんだり、街で買い物をしたり、夜の街でお酒を飲んだり、スポーツを観戦したり、日本や世界中を旅したり。
1日も早く人々が元の暮らしを取り戻せるよう全力を尽くします。
離れていても心は一つ。あなたは、あなたができることでご協力ください。
直接的な接触を避け、少しでも体調の悪い人は出勤せずに自宅にいてくださいね。
1人で食品やトイレットペーパーを抱え込むのではなく、隣の誰かと一緒に分かち合ってください。
ウイルスの戦いはワクチンができるまでの長くても1〜2年のことです。その間、できるだけ被害を少なくしなければなりません。
また、桜の木の下でみんなが笑えるように、お互い心を寄せ合いましょう。
令和2年4月10日
今村ホームクリニック 院長 今村 仁治